住み慣れた家を離れ、新しい環境で暮らし始めることは、不安が伴うものです。

そんな中でも、利用者さまには、「第二の我が家」と感じ、心穏やかに過ごしていただきたい。ご家族には、「ここなら両親や親戚を安心して預けられる」と思っていただきたい。そのために私たちが心がけているのは、利用者さまが入居された瞬間から最期を迎えるその時まで、できる限りの笑顔を増やすことです。

それが、私たちの果たすべき役割だと考えています。
だからこそ、私たちは「寄り添う介護」という考え方を大切にしています。

なぜなら、介護の現場では、利用者さま一人ひとりに応じた対応が必要であり、寄り添い方も人それぞれだからです。介護の現場では想像以上にクリエイティブさが求められます。毎日が同じことの繰り返しではなく、毎日が新しい出来事でいっぱいなのです。昨日は良かった対応も、今日は良くないという場合もあります。そこで私たちは、日々考えることをやめず、利用者さまにとっての最善を追求し続けるのです。

ライフホープのスタッフは、マニュアルに頼らず、柔軟な発想を大切にしながら、工夫を重ねて、日々一生懸命に頑張っています。

ライフホープでは、思いやりの心を大切にしています。

なぜなら、命と向き合う介護の現場では、大変な状況を日々乗り切るために、スタッフ同士の協力が必要不可欠だからです。自分の主張を押しつけるのは簡単ですが、それだけでは仕事はうまく進みません。チームワークが肝となる介護の現場では、みんなが納得して仕事に取り組む姿勢が大切になります。利用者さまもスタッフも、みんなが心地良い環境をつくるために、スタッフ一人ひとりがそれぞれの価値観を認め合い、お互いを理解することで、良い循環ができると考えています。

その根底にあるのが、思いやりの心なのです。

施設内に一体感と活気が生まれれば、各施設のスタッフからは、「より良い施設をつくろう」という積極的なアイデアが次々と出てきます。そしてその雰囲気や新しいアイデアは、利用者さまの笑顔につながります。スタッフが笑顔だからこそ、利用者さまを笑顔にできるのです。ライフホープでは、笑顔の連鎖を広げ、「みんなで楽しく働こう！」というポジティブなスタッフが多く働いています。

ライフホープでは、利用者さまとそのご家族への想いと同じくらい、スタッフの幸せを大切にしています。

「ここで働けて良かった」と思えるような環境をつくり、「長く働き続けたい」と感じられる居場所でありたい。その想いのもと、スタッフが働きやすい体制づくりに特に力を入れています。具体的には、「定例会議での課題の共有」や「外部カウンセラーによる面談」の他、先輩や上司に相談しやすい職場づくりを心がけています。

また、各種イベントや社員研修など、他の施設とも楽しく交流できる機会を設けています。

どんなに待遇が良くても、立地が良くても、一緒に働くスタッフと連携が取れなかったり、雰囲気がギスギスしている職場では、長く続けたいとは思えません。スタッフが幸せになることが利用者さまの安心につながり、それがまためぐってスタッフの笑顔になる…その幸せの循環をめざし、ライフホープでは、常に環境の改善のために試行錯誤を続けています。