施設長Facility Manager

頼り、支え合いながら
「チームで頑張る」
施設長

施設長は、施設の長として施設全体のマネジメントを行います。

利用者さんやご家族の対応、役所とのやりとりや施設全体の管理、スタッフ育成など、施設の運営すべてに携わるのが、施設長です。

とは言え、一人で抱え込む必要はありません。施設長は役割分担のひとつであり、みんなと一緒に支え合っていくポジションです。

ここでは、具体的な仕事内容や一日のスケジュール例、やりがい、この仕事に向いているタイプなどをご紹介していきます。

具体的には、利用者さんやご家族の対応はもちろん、定期的な役所関係の書類作成の他、施設の物品の管理や建物の管理、シフト作成、スタッフの悩み相談などを行います。

月末は忙しくなることが多いため、月初で書類作成などを進めることもあります。利用者さんやご家族の対応の他、健康状態の確認やトラブルには毎日対応します。

・メールの確認、朝礼を行い、スタッフの報告を聞いた後、具合の悪い人の様子を見に行きます

・その後、書類を作成し、ご家族・ケアマネージャーへ報告します

・お昼ご飯の準備やラジオ体操を介護スタッフと一緒に行い、食事時には利用者さんの健康チェックを行います

・その後、自分の食事を取ってから他のさまざまな予定をこなしていきます

書類作成中もスタッフや利用者さんの対応がありますが、心から利用者さんやご家族に向き合える分、やりがいも大きいポジションです。

利用者さんのご家族とお話している中で、自分の考えとご家族の想いが合わないと感じることもあります。そんなときは、ご家族の考えに寄り添い、受け止めて対応することも大切です。それがもどかしく感じることもありますが、利用者さんの笑顔につながることが何より大切なので、みんなで模索して頑張っています。

コロナ対応など、何かあったときにスタッフが一致団結するととても心強いです。施設長だからといって、一人でできることには限りがあります。チームで乗り越えるのが介護の現場です。

施設長に向いているのは、ポジティブでみんなを笑顔にできる人です。自分を保ちつつ、スタッフに頼りながらやっていける人が適しています。

そして、最初にも言いましたが、施設長とは役割分担のひとつです。施設の長だからと言って、すべてを背負いこむことはありません。報告・連絡・相談を大事にし、みんなで一緒にやっていく姿勢が何より大切。

本気で利用者さんやご家族、スタッフと向き合うことで、やりがいが大きくなるのが施設長の仕事です。心から利用者さんやそのご家族に寄り添いたい方、お待ちしています！